ポイントはこれ！

　(1)「汚い・悪い・劣っている」が基本だ！
→「汚い身なり・邪悪な雰囲気・頭の悪そうな表情」は、まさに「外見上グランジ・ロックバンドの一員」だからこそ許される！

　(2)雨の多い都市に住め！
→雨の降りしきるときは、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」にとって、最高のシチュエーションだ！

　(3)空が灰色の所にいろ！
→灰色の空の下で、力強く立ちつくすその姿は、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」が神の領域に一歩近づいた証だ！

　(4)「汚い、けど高級」を心がけよ！
→身なりが汚いにも関わらず、金のネックレスやピアスを身につけるとは、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」ならではの憎い演出だ！

　(5)得意分野を持て！
→どうやらこのイラストからではわかりにくいようだが、彼のような一流の「外見上グランジ・ロックバンドの一員」の得意分野は、激しいライヴ・アクトだそうだ！

　(6)すさまじい経歴（悪行）の持ち主になれ！
→ギターを荒々しく振るうその姿は、過去に数え切れないほどの悪行の数々を行ってきた「外見上グランジ・ロックバンドの一員」の邪悪さを物語っている！

　(7)ミーハーになれ！
→出身はアンダーグラウンドだが、メジャー音楽も少しは好きだというのが、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」の特徴であり、それはそのスタイルにもあらわれている。さすがだ！

　(8)反骨精神丸出しに！
→眉毛を剃り、中指をたてるという、まさに反骨精神をあらわにしたそのポーズは「外見上グランジ・ロックバンドの一員」が出来る最大にして最強のパフォーマンスだ！

　(9)同じ言葉を何度もほえろ！
→同じ言葉を何度も吠えることによって、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」が伝えたいメッセージを聴く者の頭に叩き込むぞ！君はこの頭脳の領空侵犯にたえられるか！

　(10)見た目はいい感じに（よくわからん）！
→しかし、邪悪なだけでは「外見上グランジ・ロックバンドの一員」には、なれない。好印象をわずかながら与えることによって、その邪悪さは倍増される！彼の発言はそれを計算し尽くしているのだ！

　(11)自然な自己アピールをうまく（就職活動にも役立つぞ！）！
→たぐいまれなファッションセンス、反骨精神あふれる態度、まさに非の打ち所がない自己アピールをしてこそ、「外見上グランジ・ロックバンドの一員」の称号が得られるのだぞ！

どうだ。きみも「外見上グランジ・ロックバンドの一員」を目指す気になったかな？

そうか。ではさっそく悪行の数々をすることからはじめようではないか。しかし、その資格があるのは３歳の時に警察をののしる歌を歌ったことがある人か、８歳の時に拳銃を売ってアンプを買った経験のある者だけだ。

なに？そんな経験はない？そうか。それは仕方がない。では次回にプロジェクトに参加するがよい。次回のプロジェクトは！

目指せ！「外見上音響系バンドの一員」！だ（制作者注：５月１日にアップしました）！

作者はどうやら重たい音楽を聴きすぎて少々疲れてきたそうだ。次回はもっと綺麗めなイラストを描くとも言っていた。では、そのときまで。またあおう！さらば！

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