| すぐ書くと予告していたのに、試験等いろいろありましてアップに手間取ってしまいました。申し訳ございません。
で、今回は「トランス」についての考察、第２弾ということになります。 今回の問題は、「何で（いわゆる）ギャルたちの間にトランスが流行っているのか？」ということであります。 今回は単刀直入に行きます！覚悟しておいてください。 早速考えてみましょう。 ところで、前回の話で、テクノ・ミュージックの展開 において出てきた様々なサブ・ジャンルがありましたね。それをもう一回おさらいしてみましょう。 で、トランスの源流には「ヒップ・ホップ」があったのを憶えていますか。 (1987-)（源流：現在のテクノシーンに影響を及ぼしたジャンルを含む）
いや、別に憶えている必要はありません。 今のギャルたちの間でトランスが流行っているのならば、トランスの源流の一つとなったヒップ・ホップもギャルと何らかの関係があるのではないでしょうか？ ギャルと呼ばれている人たちの間に突如としてトランスがはやりだしたということではないでしょう。 トランスがブームとなるためには、何らかの呼び水があったはずです。 その呼び水となったのは何か？ 仮にそれがヒップ・ホップだとすれば、ギャルとヒップホップの間には何らかのつながりがあるはずです。 で、調べてみたら、ありましたありました、ギャルとヒップ・ホップの関係が！ 恥ずかしながら買いましたよ、いわゆるギャル雑誌と呼ばれている、『Cawaii！（カワイイ！）』2001年１月号！ この雑誌の中身についてのコメントは差し控えるとして、ヒップ・ホップと関係あるトピックを探してみると……。 お、ダ・パンプが広告のページに載っていますね。見開き２ページを占拠しています。 広告の内容はというとヘアカラーやブリーチのクスリのようです。 メンバーにはそうとう頭髪の怪しい人もいるようですが。 それはともかくとして、ダ・パンプ。 ダ・パンプ？ ダ・パンプといえば、軽快なラップとダンスがウリのグループでしたね。 そういえば、彼らをプロデュースしたのはあの、日本で初めてメジャーでブレイクした（？）ヒップ・ホッパー、m.c.A.T.でした！ おお。ここに、いわゆる「ギャル」とヒップホップとの潜在的な関係が明らかにされました。 整理してみましょう。
はい、手抜きかも知れませんが、結論です。 今のトランス・ブームを作ったのはm.c.A.T.だぁぁぁ！m.c.A.T.がヒップホップの先鞭を付けていなければ、現在のトランスの隆盛はなかったのではないか？ 時代の仕掛け人は、小室でもなく、つんくでもなくm.c.A.T.なのです！ 私は声を大にして言いたい！m.c.A.T.の再評価を望むと！ 今すぐ中古CD屋に行ってm.c.A.T.のCDを買い占めましょう。アルバム一枚100円で買えるうちに。 ファンの人がいたらごめんなさい。 |