フォークを取り入れた歌手になりたい人へ　
井上陽水・サニーデイサービス・長渕剛について考えよう！いっしっし！

はじめに　〜行かなーくちゃ、君の街に行かなくちゃ〜

　まず最初に申し上げておきますが、私自身は彼ら３人のファンではありませんので、書いてることはかなり勝手な判断によるものだと思います。

さて、いきなりこのような題で始まったわけですが、この３人の共通点は何だと思いますか。

何となく音楽のカテゴリー的にいって共通点がありますよね。いわゆるフォーク。

でもまあ、フォークというと吉田拓郎さんとか、泉谷しげるさんとか、松山千春さんとか、19の方々とか、野茂秀雄さんも含めて考察しなければならないのですが、いかんせんアルバムを所有してないもんで、ここでは言及を避けさせていただきます。

ただ、ここでは、その３人の音楽の関係性を述べようとしてるんじゃございません。なんてったて、素人ですからね。私。素人だからできる乱暴な分析を行おうと思ってます。

どうですか、皆さん、おもしろそうでしょ。いや、実際おもしろいと思いますよ、ホント。早く書けって？

書こうとは思ってるんですけどね。実際パソコンを前にして書こうと思うと、全然浮かんでこんのです。どうしましょ。

よーし、書くぞ〜！それじゃあ何からはじめましょうか。そうですね、最初は外見から分析しましょう。

まず、井上陽水さんから。

　題材はデビューアルバム「断絶」からです。アルバムを所有していない方は文章で表現しますので、想像してください。顔は皆さんご存じでしょうから。

髪型：いま流行り（？）のウルフカット。っていうか、むしろライオンっぽい。
顔：サングラスはまだかけてません。それにいまよりもふくよか。
表情：暗い（人のことは言えないが）。伏し目がち。しかし、眼光は鋭い。
ジャケット写真撮影場所：神社、または寺の境内に向かう途中の階段とおぼしきところ。
情景：階段に座り込んでいる。下から駅員さん風の格好をした男がのぼってきている。井上さんは膝を抱え込むようにして手紙を読んでいる。横には革のカバーにくるまれたギターが。
服装：革ジャン。その下に丸首の３色ボーダーのセーターを素肌の上に着込む。そしてベルボトム。靴下は白。靴は白と黒のスニーカー。
印象：かなりワイルドな服装。しかし、膝を抱え込んで手紙を読む姿は、そのワイルドな外見とは似つかず寂しげだ。　その手紙は両親からのものか、はたまた愛する恋人か。

　それにしても、服装ってのは不思議なものですね。服装がその人の印象を大きく左右するわけです。しかも、いまよりも30年も前の服装が逆に受けているという事実。

　一方、サニーデイ・サービスの方々は、田中さんと丸山さんがチノパンやジーンズにシャツといったような比較的ベーシックなのに対し、曽我部さんは、30年前の井上さんと同じような格好です。

　しかしながら、井上さんの方が見た目はゴージャスです。何てったって革ジャンですよ、革ジャン。

　今でこそ、革ジャンというといわゆるヘビメタの代名詞になってしまい、チェーンじゃらじゃらで痛そうな印象が横行していますが、当時はまだそんなことはなく、（そもそもヘビメタ自体がなかった）かなりさわやかに着こなしていました。曽我部さんは井上さんよりも見た目は貧しく見えます（外見上です！）。

　左の絵、長渕剛さんのつもりなんですけど（参考は『ネバーチェンジ』[1989]）まったく似てないですね。ごめんなさい。

　では、長渕剛さんはどうなのか。本来なら、デビューしたての頃（髪が長かったころ）を参考にしたかったのですが、私そのころのアルバムを所有してませんのです。まあけど、おそらく似たような格好でしょう。それにしても、目がうつろです。眼光は鋭いのに目がうつろ。

　しかも！「ネバーチェンジ」のジャケット写真では革のジャケットを着込んでました。そうか、革か…。うむむ、見えてきました。フォークっぽい歌手になるコツが！