おつまみ：
・なし

あ〜いい湯だった。お風呂につかってすっきり。さて、また気まぐれ的に始まりました、この企画。今回は第二回です。

で、今回は同門対決ということで、サッポロの「ブロイ」と同じく

サッポロの新発売「生搾り」を飲み較べてみようと思います。前置きはそのぐらいにしましょう。発泡酒がぬるくなっちゃう。

プシュ。プシュ。

ではまずさっそく「ブロイ」から！グビグビグビ。

あ〜うんめええ！じゃじゃじゃじゃ〜〜ん！

それは「運命」！はっはっは！

いきなりできあがってます。風呂のせいでしょうか。

もう一回味を確かめるために「ブロイ」を飲んでみましょう。ぐびびびびびび。ぷは〜っ。

うん、ずいぶんさっぱりした味ですね。

では注目の新発売、「生搾り」！！ごくっごくっごく。おお！！味が違う！

「生搾り」の方がコクがあります！さすがにサッポロだけあって、この「生搾り」のウリは「北海道産麦芽使用」だそうです。缶の正面に書いてあります。

なになに、それによると……「北海道産麦芽を使用して、爽やかな生を絞り出しました」。と書いてあります。

おいおいおいおい！わけわかんねぇよ！「爽やかな生」っていったい何なんですか！

北海道産麦芽じゃなかったら爽やかじゃない生なのでしょうか。まあ、でも旨いからいいか、そんなことは。人間そんな小さいこと気にしちゃいけません、というサッポロから私へのメッセージなのでしょう。

では、もう一回「ブロイ」を飲んでみましょう。グビッグビッグビ。う〜ん、「生搾り」をのんだ後では何かひと味足りないという印象ですね。

「ブロイ」にはこれといったウリはありませんが、強いて挙げれば、缶の側面に控えめに書いてある「無農薬ホップ100%」という文句ぐらいでしょう。この表記は「生搾り」にはありませんから、北海道産麦芽を使っているとはいえ、「生搾り」は農薬にまみれているのかも知れません。

「週間金曜日」あたりからは目のカタキにされそうです。

しかし、待てよ。…も、もしや、この「生搾り」の妙なコクは農薬のせいか？農薬全てが人体に悪影響を及ぼすとはかぎりませんから、うまさとひきかえに農薬を使うのもありなのでしょうかね。

この時点ではっきり言いますが、ドライ感覚のキレよりもコクを求める私にとっては今回の同門対決は明らかに「生搾り」の勝利です。とにかくうまいのよ、これが！

だからどんどん飲んじゃう。ほら、ぐびびびっびびびびびびっびっび。いやーうまい！

ただ、このうまさの違いは、両者を飲み較べたときにはっきりわかるものであって、どっちかだけを飲んだときはそれはそれで満足できるのです。

ホント、人間て都合のいい生き物ですね。っていうか、自分が都合のいい人間なだけなんでしょう。あ〜それにしてもつまみがないのはさみしいですね。何かないのでしょうか。 私の部屋は二階なので、下の台所に行って、おつまみになりそうなものを探しに行ってみましょう。

……。

あったあった。おつまみにふさわしいかどうかわかりませんが、冷蔵庫に餃子が五個ありました。冷えてますが、チンするのも面倒なのでこのまま食すことにします。

そういえば、餃子なんて食べるのは久しぶりですね。一個食べましょう。もぐもぐ。 うん、冷えてても十分うまい。

じゃ、ここで「生搾り」を行きましょう。ぐびびびびびび。ぷは〜。まだちょっと残っています。

もう一個餃子を食べましょう。もぐもぐ。

ここで「ブロイ」を一気に飲み干します。グビグビグビ。

う〜ん、おつまみの味が生きるのはどちらというと「ブロイ」の方ですね。

「ブロイ」の控えめな味がおつまみのうまさを引き立ててくれるような気がします。

餃子をもう一個もぐもぐもぐ。

「生搾り」を完飲します。ぐびびび〜。う〜ん、やっぱり「生搾り」のコクがおつまみの味をスポイルしている感じがします。

あああ〜！おつまみが残っているのに飲むものがな〜い！

しか〜し！ふっふっふ。こういうこともあろうかと、「生搾り」は六缶ひとくみのセットで購入しておいたのです。

350mlのやつ六缶で780円でしたから、一缶当たり130円ですか。ジュースとほとんど変わらないではないか！！！

安〜い！庶民の味方！

そういうわけで、さっそく「生搾り」をもう一缶いきます！ぷしゅ！

ぐびびびびび。う〜い〜。

餃子、もぐもぐ。ぐびびびび。餃子、もぐもぐ。

遂に、餃子がなくなりました。

というわけで、結論！

発泡酒単体で飲むなら 「生搾り」がうまい！

しかし！おつまみの味を生かしたいなら「ブロイ」の方がいい！

というわけで、両者は引き分けとあいなりました！

…まだ二缶めの生搾りが半分以上残ってます。これを飲み切らねば。 ぐびびびび、ぐびびびび。

ぐびびびび、ぐびびびび。

あ〜なんだかしゃっくりがとまらない。あまりろくな分析していませんね。

これが果たして面白いのでしょうか。まあでも次回を期待して下さい。次回も同じような感じだろうけど。 　

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