ラヴ・クリニック 第7回 勝手に恋愛相談(その3)はい、こんにちは。この企画は、 サンマリエという恋愛相談サイトから勝手に質問を拝借して答えてあげようという、きわめてお節介な内容の第3回目です。さっそく行きましょう。
ごめんなさい。最後の一文を見たとき、わたしは笑ってしまいました。別にバカにしているとか、決してそんなわけではないのです。初めから申し上げているように、わたし自身「恋愛のアマチュア」なんです。他人をバカにできる立場では決してないですから……。 そんなわけで、わたしなりの立場で答えさせていただきます。まず結論から言いますが、その彼女にはさっさと告白すべきです!!その理由を以下に述べます。 あなたと彼女は同じ職場なのですよね? 「毎日彼女の5時からの予定が気になります」とありますが、ということは5時で帰れる職場だということですよね。あなたも含めて。まずそこに幸せを感じて欲しいのです。そしてそのアフターファイブに、あなたの人生を賭けてみてほしいのです。 その彼女と顔を合わせるのは9時から17時までの8時間だけでしょう?もしフラれたとしても、顔をつきあわせるのは一日のたった3分の1ですよ。ダメならダメとさっさとあきらめて、残りの16時間を他の人と過ごせばいいだけのことです。 以上のことを前提した上で、涙を流しましょう。泣きたければいくらでも泣いていいのです。女々しいなんてナンセンスな発言はわたしはしませんし、変に強がるほうが情けないものです。けれども、せっかくの涙もタダで流してはもったいない。彼女の前ではらはらと泣いてください。それで彼女の心が多少なりとも動いてくれればしめたものです。が、泣いたからといって彼女が振り向いてくれると期待するのはやめましょう。変な打算もなく、心のままに正直に流す涙が、いちばん感動的なんですから。 泣いた姿が例え彼女にみっともない姿として映ったとしても、あなたにはアフターファイブがあるのです。きっとそれが心の余裕になるはず。告白に成功すれば万事解決、失敗しても担保があるので余裕を持って生きることができるのではないでしょうか。フラれることは決して悲しむべきことではありません。ただそれを後に引きずるというのはよくない。例え失敗しても、二段構え・三段構えで次のステップに進める用意をしておくことが大切です。それがなかなかできないものだから、人間関係ってやつはたいへんなんですけどね……。 それよりも何よりも、35歳にもなって涙を流せるほど思い詰められるなんて、素晴らしいことじゃないですか!!
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